Naughty By Natureの Poverty’s Paradiseを聴くと必ず、学生時代の夏休みに堀川と半田と3人で18切符で東京から宇多津(香川)へ旅した時のことが蘇る。道中そのCDだけしか聴いていなかったからだろう。蘇るシーンは決まってフェリーでどこかの島から最終便で高松へ戻る波止場の灯りと海の暗闇、宇多津駅前の整然としているが賑わいのないニュータウン感、ツェッペリンのロックンロールがエンドレスでどこかで流れていた。金比羅さんへ参拝した時の夏から秋へ変わりつつある気配。この感覚は時が経っても廃れる事は今の所はない。祖父の出身が小豆島(香川)ということの所以か、現在高知に暮らしているのもあながち完全なるストレンジャーということでもないということなのかもしれない。

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