ヒノキの係り木処理にウィンチで牽引した際、途中のMA(メカニカルアドバンテージ)システムのプルシックコード(Samson Tenex TEC Rope 6mm)が摩擦熱で溶け、プーリー(SMC 1インチCRプーリー)が飛んできて木に当たったもしくは牽引時に滑車部が変形して壊れるアクシデントがあった。

アンカー部 
pcw-3000
ウィンチ架台
CMI 2″ Service Line Pulley
アルミカラビナ
ナイロンスリング

ミッドライン部(破損した箇所)
tenex 1/4″(6mm)プルシック
SMC 1″ CRプーリー
アルミカラビナ

木部
ランニングボーライン(プルラインはSirius500 3/8″(10mm))

事故原因考察
そもそもプルラインを木の根元に設置したので地面を掘りながらの牽引になり、高い負荷がかかってしまったのだろうと推測している。プルシックのロープ径(6mm)がプルライン10mmに対して強度がなかったのかもしれない。

改善策
ウィンチがスムースに動かなくなった際に、スロットルをあげるより、システム全体のチェックを行うべきだった。以後留意する。
プルシックコードを8mmに変える

コメントを残す